【クラス入れ替え・分析レポート配布について】
2017-11-28 04:50:32
以下の3点エリートプログラムが考える重要なポイントです。
▼私たちが3クール制(4ヶ月×3回)を行う意味
エリートプログラムでは年間を4ヶ月×3クールに分けてトレーニングを実施しています。
第2クールでは第1クール(4月〜7月)で習得した技術的・戦術的コンセプトをさらに質を高めていくと同時に、新しいコンセプトも各カテゴリにてトレーニングで導入しています。
小学生年代は復習・リピートが非常に重要です。各クールでは反復と同時に選手の修正、新たなテーマを取り組みます。各クール終了週には各選手へ担当コーチから分析レポートが提出され、同時に各クラスで対抗試合形式の入れ替え戦を行い、熱い試合を行なっています。
▼分析レポートを提出する目的
4ヶ月のクールが終了と同時に各項目の分析を担当コーチが行い、各選手へレポートとして提出しています。
小学生年代では自分を客観的に評価することは非常に難しいため、指導者からトレーニングを行なってきた内容を振り返りと同時に各項目の評価とコメントを記載しています。
自分自身の長所や短所を「知る」ことが目的です。不足している部分に気づき、努力して補うこと、自分のストロングポイントに気づきさらにその特徴を伸ばしていく、勝負していくことも大切です。
エリートプログラムではトレーニングのみだけではなく、選手が成長するために必要なサポートも「分析」という点で行なっています。
点数が高いから良い選手、点数が低いから悪い選手というわけではなく、成長するために必要なポイントを選手自身が「知る」ことが私たちの分析レポートを配布する目的です。
▼入れ替え戦・クラス分けを行う意味
クール終了と同時にクラス内で試合のみを行うゲームDAYとは別に各クラスで対抗試合形式として行う入れ替え戦を実施しています。
エリートプログラム内で強化A,Bのクラス間で昇格・降格の入れ替えが頻繁に行われています。
私たちがクラス構成を行う意味・目的は「選手の成長」です。
小学生年代は身体的成長からメンタル的成長など各個人差が大きくあります。
同レベルの選手でトレーニングを実施することで、同じ目的を持った選手たちで質の高いトレーニングが実施可能になり、選手の成長につながると考えています。
そのため各学年・クラスによりトレーニングの負荷も調節してメニューが組み込んでいます。
もちろん競争意識を刺激し、各選手が切磋琢磨できる意識を持たせることも重要ですが、日々選手たちに伝えている通り「上のクラスにいることが偉い」、「下のクラスではダメだ」ではなく、一番は各選手のレベルアップ・成長が大切です。そのためエリートプログラムでは選抜した選手の中でクラス構成を実施しております。
今後もエリートプログラムU-12では選手の成長のサポートを1番に育成を行います。
ジェフユナイテッド市原・千葉エリートプログラムU-12